オークションに出品する際のタイトルも、写真と同様に重要ということは、前のページでの「出品タイトル」でわかってもらえたでしょうか? 要するにタイトルの主な役割は、
・まず、なるべく多く検索に引っ掛かる
・さらに、検索されたものの中から中身を見てもらう
ということです。
ならば、次はチェックポイントを考えたいと思います。
といっても、出品物のカテゴリーや時期など、タイトルのつけ方は出品物によって違ってきますので、ボリュームがありすぎて書ききれませんし、正直なところ「コレが正解」とも断言できません。(^^;
ですので、基本的なチェックポイントだけを紹介します。
検索に引っ掛かる単語・アピールできる単語を入れる
前ページの通り、「新品」・「非売品」などの『検索に引っ掛かる単語』や、
「本革」・「ワケ有」などのアピールして『中身を見てもらう単語』は絶対に入れます。
また、どうしてもタイトルの文字数が余ってしまう場合、「かっこいい」「お洒落」「美品」など入れて損はしないと思いますが、客観的でない単語はおすすめしません。
略語と完全名称
基本的に、多く検索に引っ掛かるためには略語ではなく完全な名前がいいと思います。
当たり前ですが、家電のように型番があるような物は忘れずにタイトルに入れましょう。
また、正式名称がよくわからない場合は、出品前に検索して、多く使われている単語かどうか事前に調べましょう。
アルファベット表記とカタカナ表記
例えば、ポールスミスでしたら、『ポールスミス/paulsmith』と両方入れる方が無難です。
簡単なスペルなので「paul」でも「smith」でも検索が十分あり得ると思います。
文字数制限のためにも半角で入れましょう。
また、自分のアルファベット読みや略語が、一般的ではない可能性もあります。
例えば、ポールスミスのカジュアルライン(セカンドライン?)に、『R.NEWBOLD』というのがありますが、「ニューボールド」と「ニューボルドー」のどちらが正しいのかわかりません。
しかし、オークションサイトには「ニューボールド」が多く使われています。
わざと、多く使われていない方の「ニューボルドー」を使用するという作戦もあるかもしれません。
しかし、基本的には、一般的に使われている略語やカタカナ表記を使用するほうが無難です。
視覚効果を狙う
「◎▲■◆▼【】♪」といった記号でマークアップをしてアピールし、中身を見てもらう方法です。
しかし、確かに記号などで、「☆☆新品☆☆」、「♪♪非売品♪♪」と表記すれば目立ち、中身を見てもらえる可能性もありますが、文字数制限があるので乱用するのではなく、最後に文字数を調整するぐらいな程度に、使用しましょう。
同じ出品物でもカテゴリーによって名前を換える
分かりやすいのは、若者向けのカテゴリーでは「ヒップバック」、年輩向けのカテゴリーなら「ウエストバック」と多く検索される単語を使用します。
他にも、「スニーカー」と「ズック」・「ハイネック」と「タートルネック」と「とっくり」などです。
若い人には笑い話かもしれませんが、「ズック」や「タートルネック」でも、実際タイトルに使われている出品もけっこうありますし、落札もされてます。
『検索に多く引っ掛かる』という意味では「ズック」は不正解ですが『中身を見てもらう』という意味では、「ズック」で検索する年代や地域の人が、購入する可能性の高い商品を、ピンポイントに狙ったタイトルのつけ方は、すばらしいマーケティング力だと思います。(^^
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